何度か書いたことがありますが、
私chloeには映画狂時代っていうのがありまして、
一年365日映画漬けっていうのを10年ぐらいやってましたw
もちろんそんな生活の中でも旅に行ったりもしてたんですが、
chloe的、旅を感じる映画っていうのをポツポツ紹介していきたいと思います。
本日は台湾映画の「西瓜」見た人っていますかね?
2005年に台湾で公開したこの映画はちょっとした問題作。
問題作だけど観客動員数は結構な数だったみたい。
水不足の台北の街。シャンチーは、偶然シャオカンに再会する。
ストーリーは
コチラから♪
冒頭のシーンに唖然!マタにスイカ??
そりゃ台湾で問題作になるわw
主人公の男性の職業がAV男優なだけに性描写が話題になったけど、
熱く激しい性描写とは違い、淡々と描かれている。
でも私がすごくこの映画の気に入ったところは
シャオカンとシャンチーの日常生活の間に挟みこまれている
鮮やかなミュージカルシーン!
あの色使いは南国そのもので、
このミュージカルシーンが本当にステキ☆
踊れないけど、一緒に踊りだしたくなるような。
あー私も西瓜の傘を持って踊りたいw
雨が降らず水不足で渇いた台北の街。
うまく説明できないけど、人間の心の渇きを描いてるんだと思う。
ラストシーンは見るたび号泣なんだけど、
うちのダンナさんは「なんでこのシーンで泣くのかわからん」と。
この映画の監督、ツァイ・ミンリャンは台湾で活躍するマレーシア人。
結構好きな監督なので何本か作品を見ています。
「楽日」は見終わったあとにココロにじんわりくる映画。
「Hole」「ふたつの時、ふたりの時間」「黒い瞳のオペラ」とか。
「西瓜」の中に出てくる台北の街。
そして私が「高雄に行きたい!」って思ったのもこの映画の影響。
この映画を見るたびに台湾に行きたくなるのです。
決して万人ウケする映画じゃないけど、
興味のある方は是非一度見てみてね♪